絞りとは?
レンズを通る光の量をコントロールするレンズの中にある機構です。シャッターを押すとレンズの中にある絞りが動いて光の量をコントロールしています。 絞りをマスターすると、背景が綺麗にボケている写真が撮れたり、写真の隅から隅までピントがあっている様な写真を撮ったりできるようになります。
余談:写真の隅から隅までピントがあっている写真や状態をパンフォーカスと言ったりします。風景写真なんかはパンフォーカスで撮られることが多いですね。
F値・絞り値
絞りは光の量をコントロールするわけですが、どの光の量をどれくらいコントロールしているのかを表す単位がF値もしくは絞り値と言います。
F値は小さければ小さいほど絞り開かれている状態になりは光を沢山通します。逆にF値が大きければ大きいほど絞りは絞られて光を少ししか通さないです。
F値は”F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22、F32”表されます。
被写界深度
被写界深度、難しそうな言葉ですね。深度なので浅い、深いと表現されます。 F値が小さいとピントが合う範囲が狭くなります。F値が小さく、ピントが合う範囲が狭く、ピントを合わせたところ以外がぼけているような時は被写界深度が浅いと言われれます。 F値が大きいとピントが合う範囲が広くなります。F値が多きく、ピントが合う範囲が広く、ピントを合わせた周辺もぴとがあっている時は被写界深度が深いと言われれます。
花のアップの写真はモデルさんを撮っている写真は背景がぼけていることが多いです。これは被写界深度が浅いため背景がぼけるんですね。 このページのTOPの画像ももみじの葉っぱにはピントを合わせていますが、その前後にあるものがボケています。被写界深度が浅いということですね。
各F値の写真を載せます。花にピントを合わせてますが、背景の建物がどのように見えるか確認してください。
F2.8、シャッタースピード 1/400秒
F5.6、シャッタースピード 1/125秒
F8、シャッタースピード 1/50秒
F20、シャッタースピード 1/8秒
シャッタースピードとの関係
F値が小さいと絞りは開かれており、たくさんの光が通っている状態ですね。光がたくさんあるということはF値が小さい時はシャッタースピードは早くなります。
F値が大きいと絞りは絞られており、光の量が少ししかない状態ですね。光が少ししかないということはF値が多きい時はシャッタースピードは遅くなります。
上記のF値を変えた写真、ISOは固定で撮ってます。F値を大きくするとシャッタースピードが遅くなっているのがわかりますね。
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