良い写真とは何なのか

2023年6月24日土曜日

カメラ基本 写真その他

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良い写真とは

永遠のテーマな気がします。
なぜなら人によって良い写真の定義が違うからです。「うまい写真=いい写真」と考えている人も多いです。ピントが合っている、構図もきれいに撮れている写真がいい写真だと解説しているページ、本も多いです。じゃあ、ピントがずれている写真や構図がセオリー通りではない写真はいい写真ではないのか?という疑問が生まれます。
また、自分が良い写真だと思っても他人から見たらよい写真とは思われなかったなんてこともあります。「いい写真が撮れたから見てよ」と言って誰かに写真を見てもらっても「そう?」みたいな返事で賛同を得られないこともあります。

いい写真って何なんでしょうね?

私が思ういい写真

私が思ういい写真とは「伝わる写真」だと思っています。写真はそもそも映像を止めて誰かに共有するものと思っています。報道写真がわかりやすいですかね。伝えるものがあり、見た人がそれを理解する。これがいい写真だと思います。
伝えたものは1つではありません。
・景色がきれいだった
・花がきれいだった
・女の人がかわいかった
・料理がおいしそうだった
・何かが面白そうだった
なんでもいいです。写真を撮りたいと思うきっかけがあったはず。写真を撮りたいと思った気持ち、理由が写真を見た人に伝わる写真がいい写真だと思っています。

いい写真とうまい写真

伝えることができれば構図などのテクニックは不要なのか?と疑問を持たれる方もいると思います。極論はその通りだと思います。
じゃあなぜ構図などのテクニックが必要なのか、それは伝えたいことをちゃんと伝えるために必要だと考えています。構図などを無視して撮った写真でも伝えることはできます。しかし撮影者が感じたことを正確に伝えるためには構図などのテクニックが必要であると思います。

うまい写真=構図などテクニックを使った写真
いい写真=撮影者が感動したことが見た人に伝わる写真

うまいだけではだめ、何を伝えたいのか、何に感動したのかを伝えることが大事だと思います。
うまい写真じゃないと伝わらないかというとそういうわけではないですが、うまい写真の方が伝わりやすいと思います。

伝わる写真 ⇔ 伝わらない写真
うまい写真 ⇔ ヘタな写真
写真にはこれらが存在し、以下のような関係性だと思っています。


いい写真の考え方がご理解いただけましたか?


自由に撮ろう

学校の宿題などで写真を撮らなきゃいけないというようなケースを除くと、みんな何かに感動して写真を撮っていると思います。
感動したものを撮る。これを忘れなければ写真は自由にとっていいと思います。あれこれ考えずに自由に撮るのが一番。
どこかで伝わりきらないと壁に当たったときに構図や絞り、シャッタースピードなどのテクニックを覚えてさらに伝わる写真=いい写真を撮れるように頑張っていきましょう。


最後に

私が撮っている写真を棚に上げて私が普段思っていることを纏めました。私の写真が全部いい写真だと言っているわけではないことをご理解ください。私もまだまだ発展途上です。まだまだこれからですので応援よろしくお願いします。

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