花火の撮り方

2023年5月5日金曜日

撮影テクニック

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はじめに

打ち上げ花火撮るの難しくないですか?
ブレたり、ぼけたり、、、タイミングがずれたり。。。
そんな失敗をしたことあるんじゃないですか?
私も昔は失敗しました。
でも打ち上げ花火の撮影は準備と設定をばっちり押さえるときれいに撮ることができます。


準備(物)

カメラ、レンズなどのごくごく当たり前のものに追加で2つ用意が必要です。

・三脚
打ち上げ花火をとるときはシャッタースピードがすごく遅いです。
そのため三脚を使わないとブレる原因になります。
基本的には安い三脚でも十分です。風が強い日であれば重い三脚がいいですが、風が強くないときは安いもので大丈夫。
・レリーズ
レリーズって聞いたとあります?
ケーブルで繋ぐシャッターボタンと思ってください。
レリーズのボタンを押すとシャッターが切れる仕組みですが、カメラ本体のボタンではなくレリーズのシャッターで切るとブレが少なくなります。
カメラのシャッターで写真を撮ると押したときのブレが発生するんですね。それをケーブルでつないだボタンで代用することでブレをなくすものです。
最近のカメラはWi-Fiでスマホと接続しスマホでシャッターを切れるものがあるのでそれでもOKですが、スマホでやる場合は少し遅延がある場合があるのでご注意を。

準備(設定)

打ち上げ花火の撮影には設定も大事です。

・撮影モード
M(マニュアル)モードがおすすめ
絞りとシャッタースピードを手動で設定するモードですね。
絞りは下記に書いてますが、基本固定にします。
シャッタースピードは撮影しながら合わせていく、もしくはバルブを使います。
バルブとはシャッターを教えている間、ずっとシャッターを開けているモードです。
花火が打ちあがった瞬間に押して、押し続け、花火が消えた時に離す、という撮り方をします。
もしくは20秒とかにシャッタースピードを固定して、撮ります。20秒で明るすぎると思ったら短くするなどして撮りながら微調整をします。
・ISO
ISO感度は100、もしくは200をお勧めします。
シャッタースピードがすごく遅いので100でも大丈夫。
・絞り
ISO100であればF8~F13がおすすめ。
ISO200であればF13~F19がおすすめ。
・ホワイトバランス
これはお好みになるんですが、電球(3200Kくらい)~晴天(4800K)に設定するといいと思います。
RAWで撮影して現像の時に調整するものありです。
・手振れ補正
手振れ補正はOFFにしましょう。
三脚で撮るときは手振れ補正はOFFにすることを覚えておきましょう。
三脚で撮るときに手振れ補正がONになっていると逆に手振れ補正が働いてブレるケースがあるためです。
・ピント
一番初めに上がった花火でピントを合わせます。この時はオートフォーカス(AF)で大丈夫。
その時のピントでマニュアルフォーカス(MF)にしては打ち上げ花火にピントが合っている状態で固定しておきます。
(あらかじめピントを合わせて止めておくことを置きピンっていいます。)

撮り方

準備をしっかりすればあとは場所と構図を考えるだけですが、それは皆さんのセンスで!








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